今回の施工では、和風の門構えの屋根を新しくしました(^^)/
瓦→瓦の修理となります。
施工手順を1つずつ写真で紹介していきます!
費用や葺き替え時期についても触れていきますので、ぜひご確認ください。
瓦屋根葺き替え工事 施工事例データ
場所
八王子市
施工箇所
屋根
施工箇所
屋根上葺
防水シート
45年経過した瓦屋根を葺き替えました。瓦→瓦の修理となります。
費用
30万円(税込)
工期
5日程度
使用商材
アスファルトルーフィング、シルガード
瓦屋根葺き替え工事の施工手順を紹介!
瓦屋根葺き替え工事の施工手順を、画像付きでご紹介します!
施工前の状態
上の写真は、施工前の既存の状態です!!
さぁいきましょう!(^^)!
手順1.瓦を剥がす
まずは瓦を全部とります。1枚1枚丁寧に剥がします。
下地の状況ですが、年数も経っているので防水シートではなく木の皮を使っていますね。(左側)
その皮を剥がしますと…板が出てきました!(右側)
これはバラ板という屋根の下地の工法です。
手順2.下地の交換・補修・補強
下地の腐っていたところは新しく交換や補修、補強をします(^^)/
手順3.防水シートの設置
一番肝心な防水シートを貼ります!(^^)!今回はアスファルトルーフィングを使用しました!
止水性が高く、初期費用を安く抑えられるおすすめの素材です(^^)
手順4.桟木の敷き込み
新しい瓦をのっける為にシートの上に桟木(さんぎ)を敷き込みます!
手前側の桟木だけが太いのは、ここに先端になる瓦を一枚ずつ釘でとめるためです!
奥側の細い桟木は、瓦を引っ掛けて乗せる役割があります!
手順5.いよいよ新しい瓦の設置!
先ほど設置した桟木を使って、新しい瓦を設置します!
横からみるとこんな感じで瓦はついてます!(^^)!
完成が近くなってきました!!(^^♪
手順6.新しい瓦の設置②!
この屋根は曲がりは強く、両端は瓦の向きをあえて変えて見栄えを良くしています(^^♪
今はだいぶ少なくなくなってしまいましたがかっこいいですね~!(^^)!
手順7.棟瓦の取り付け(シルガード使用)
瓦をてっぺんまで積んだら、棟瓦(むながわら)というものを付けていきます!
黒いものは昔でいう漆喰です!(^^)!
いまは、漆喰は定期的なメンテナンスが必要になります。(※瓦屋根に限る)
それではコストパフォーマンスが悪いので、今回はシルガードというものを使用しました!!
漆喰の防水性を強めたものになります(^^)/
手順8.鬼瓦の取り付け
鬼瓦を積みます!
鬼瓦とは、屋根の端に設置されるシンボルのような瓦のこと。
昔は鬼の顔が使われることが多かったため、鬼瓦と呼ばれています。
これがあるだけでかっこいいですね~!(^^)!
手順9.棟瓦の設置!完成!
棟瓦も積んで完成です!(^^)!
棟瓦とは、瓦屋根のてっぺんに設置される瓦のこと。
写真で見ると、丸く曲線を描いている部分です!
足場がまだ取り除かれてないので分かりづらくてすみません(*_*;
元通り、よりもさらに綺麗に完成です!!
瓦屋根葺き替え工事の費用はどれくらい?
今回の工事は、およそ30万円程度で行いました!
大まかな内容としては以下の通り。
=参考費用=
工事内容 | 参考費用(㎡あたり) |
仮設工事 | 600円~ |
瓦屋根葺き替え工事 | 7,000円~ |
※あくまで本施工事例の価格です。価格を保証するものではありません。
瓦の素材や屋根の広さ、施工前の状態によって費用は変わります。
お客様のご予算とニーズに合った施工をいたします!
瓦屋根の葺き替え時期は?工期は?
瓦から瓦への葺き替えは、瓦以外へのリフォームよりもお時間を頂くことが多いです。
今回のお客様は、45年経過した瓦屋根を葺き替えました。工期は5日。
葺き替え時期の目安としては、屋根設置から30年~40年をおすすめしています。
工期は10日前後でお仕上げいたします!